ITの授業が子どもたちに及ぼすものは

小学校のITの授業のために、文部科学省では、全ての教員にITを活用した授業を行うことができるように、いろいろな支援を行っています。

アメリカのマイクロソフト社の会長・ビル・ゲイツ氏が東京都内の小学校を訪問した際に講演をした「子どもたちに科学の夢を語る」において、コンピュータの進化が人々の生活を根本からかえる、と語り、IT教育のあり方を改めて考える機会となりました。

インターネットに氾濫している、いろいろな情報の中には、正確な情報もありますが、そうでないものも多々あります。それらの氾濫している情報を取捨選択して自分の考えにまでできる力が備わっているならば、情報の収集を効率よくすることに大きな意味をうみますし、それは、情報に左右されることではなく、IT教育の目的は、道具としての取り扱い方だけでなく、もうひとつの目的は、コンピュータによって集めた情報を、どう有効に活用するかの判断力が重要、という点にもあるという人もいます。

子どもたちが遊んでいるWEBブラウザや電子メールは、コンピュータの性能を生かしたものではなく、有意義な生かされかたはしていない。これは、大人に責任があるのだと思います。

それぞれの立場から、教育の質の向上をはかるための提案がされ、インターネットや電子メールを活用したよりよい教育の実現の具体的なアイディアもまとめられています。

インターネットや電子メールなどのITは授業の形態を発展させると予想させます。

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