インドのIT産業は日本で成長しています。

インドIT産業は成長をしています。目には見えていないものが多いのですが、メイド・イン・インディアはたくさんあります。

GDPの成長率は、中国と並んで、日本を大幅に超えています。ハードウェアでは、中国が生産拠点として活用されていることに対して、インドは、ソフトウェア・サービスの点で成長を続けているのです。

インドのソフトウェア・サービス産業の全体像は、インドでのコンピュータ業界は、3年間で2億を超えての成長が予測されています。

日本の情報産業サービス業は、14兆円でインドを凌駕するのですが、売上の成長率では横ばいです。

それに、日本の情報産業はほとんどが国内市場を対象にしているのに対して、インド市場の成長は輸出で成り立っていて、輸出はアメリカがほとんどになっています。

インドの大手企業は、大型案件の受注が続いて日本のユーザー企業が海外拠点のシステムを強化するという需要を取り込むことに成功しました。

インドの大手3社、ウィプロとインフォシス・テクノロジーズ、タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)では、日本のITベンダーが優秀な技術者を確保しようとしています。

世界の各国で成功しているこのインド大手3社にとっては、日本の市場は誤算だったようです。原因として考えられることは、日本語の壁や商習慣の違いがあります。そのようななかに、日本は、グローバル化を意識し始めて、インドのITベンダーの活用に気持ちを向けています。

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