世界の技術レベル

ITの社会では物理的な距離が遠くても論理的な距離はぐっと近く、世界は狭くなりました。つまりインターネット上では歩いて数歩も1万km離れたところも同じであるということです。

居ながらにして世界の情報が手に入るということは日本以外の国も同じです。特にIT、ソフトウェア開発においては海外から開発業務を請け負うオフシェア開発が積極的に実施されている面があります。ハードウェアの製造は原材料、製品を含め物理的な移動が伴うため、人件費が安くても輸送費が掛かるならコストが合わなくなりますね。

販売したい地域に隣接したところで製造するのが最も効率がいいわけです。しかし、ソフトウェアなら特に必然性がなければインターネットで転送できてしまいます。単純な意味での輸送費はゼロです。

今や、中国やインドはIT立国を目指し技術者レベルが向上しています。オフショア開発の目的の大半は賃金格差によるコストカットですが、今やインドのIT技術者は米国シリコンバレーで培われた高いITスキルを持った人材も多いそうです。発注側よりも高いスキルを持っているかもしれないというのです。OSなど基幹ソフトウェアは米国製で技術者はインドや中国となると日本のITの行く末はどうなることでしょう?

国際的なIT技術者市場において日本のITも重要な役割、存在を示せるといいのですが。一応は、高度IT関連技術者の積極的な受け入れと、情報処理技術者試験制度と世界各国のIT資格制度との相互認証を進めているそうです。

転職時にもやはり資格を保持していることは大きなチャンスになります。キャリアップを図るための方法を知って行動することはとても効率が良い動き方だと言えます。
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